3月10日(木)当所にて3月定例会を開催した。今回は「アグリツーリズムの実践報告−SDGsの具体的取り組み」と題して、当会副会長でもある和光大学の小林猛久教授が指導されているゼミナール2年生の学生方による産学連携活動成果発表が行われた。
当日学生は全員リモートにより参加し、大学が所在する岡上地区での「藍のたたき染め体験会」や「寺子屋おかがみ事業」、麻生区の市民プロジェクト「万福寺人参堀り体験」、ワイン醸造の絞りかすを活用した化粧品「バスソルト」などの取り組みについて発表がなされた。
参加した学生からは、地元の農家と子供・保護者との交流や市民団体との連携を通じた様々な体験談とともに、アグリツーリズムの実践により、SDGsの目標のうち、11番目「住み続けられるまちづくりを」、12番目「つくる責任、つかう責任」について具体的に取り組んだ旨の報告がなされた。
小林副会長からは、全体の講評とリモートによるゼミ運営や学生同士の交流等、コロナ渦における新しい形態での大学の取り組みについて報告がなされた。
参加者からは、高評価が多く寄せられ、活発な定例会となった。
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和光大学 小林猛久ゼミ生による発表
オンラインによる参加者と学生との活発な意見交換
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