9月は移動定例会として、9月8日(木)に川崎臨海部(東扇島、殿町)視察を行った。
当日はJR川崎駅から東扇島へ移動し、まず川崎港コンテナターミナル(KCT)を視察した。ターミナルビル屋上からガントリークレーンやコンテナヤード等の施設を俯瞰しつつ、川崎市港湾局誘致振興課 安藤課長、渡邉課長補佐より、コンテターミナル概況はじめ、昨年13万TEUに達したコンテナ取扱量や国内外主要港との比較、荷揚げ作業等について説明を受けた。
続いて、二葉東扇島冷凍物流センターに移動し、松川取締役より概要説明を受けた後、冷凍倉庫内に入庫してチルド冷蔵のマイナス1℃から極寒のマイナス20℃まで体感しつつ、食品の温度管理や保管状況について見聞した。東扇島は国内最多の冷凍冷蔵倉庫が集積する物流拠点であり、同社はコロナ禍による食品取扱低迷と電気料金高騰による影響を受けたが、現在3棟目の倉庫を建設するなど、さらなる事業拡大を目指している。
次に、殿町国際戦略拠点キングスカイフロントへ移動し、川崎生命科学・環境研究センター(LiSE)にて、川崎市臨海部国際戦略本部 間島担当課長より臨海部ビジョンについて、(公財)川崎市産業振興財団 矢阪課長よりキングスカイフロント概況について説明を受けた後、同財団 安田イノベーションプロデューサーの案内により、キングスカイフロント地区内の神奈川ライフイノベーションセンター等を見学しつつ、多摩川スカイブリッジまで歩き、対岸の羽田空港を臨んだ。
視察終了後、キングスカイフロント川崎東急REIホテルにて懇親会を実施し、会員同士交流を深めるとともに、今後の活動について意見交換を行なった。
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川崎港コンテナターミナルにて説明を伺う
㈱二葉 冷凍倉庫前にて集合写真
キングスカイフロントにて説明を伺う
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