11月は移動定例会として、11月10日(木)に視察会を行った。当日は日本大通り駅に集合し、まず海上保安庁第三管区海上保安本部「横浜海上防災基地」を視察。会議室にて基地概要や巡視船等の艦艇・航空機の紹介、テロ・海賊対策、海上犯罪取締り、海難救助、東京湾の廃水・廃棄物取締り等の業務説明を受けた。
続いて、施設見学に移り、全国制圧術大会会場にもなる武道場や潜水用水槽等をまわり、荒天シミュレーション用水槽では、特殊救難隊による迫力あふれる訓練が行われていた。
岸壁には、世界最大クラスの巡視船「あきつしま」はじめ、大小巡視船が停泊していた。
質疑応答では、海上自衛隊との役割分担等について説明を受けた他、山崎企画係長より海上自衛隊と共にソマリア海賊対策に派遣された際、日本に逮捕・拘留されたソマリア人海賊が刑務所で日本語等を覚え、釈放・帰国時にはソマリアと日本との友好の仕事に就くまで更生した逸話が披露されるなど、参加者一同、海上保安庁の役割について見識を深めることができた。
次に隣接する海上保安資料館横浜館を見学。平成13年に九州南西海域にて発生した工作船事件で銃砲撃戦の末、自没した北朝鮮工作船を引き揚げ、回収した銃火器等と共に展示されていた。
続けてカップヌードルミュージアムを見学し、マイカップヌードル体験や館内見学を行った後、ワールドポーターズ内レストランにて懇親会を行い、会員同士交流を深めた。
最後に横浜の新観光名所として昨年開業した横浜ロープウェイに乗車し、横浜みなとみらい地区の夜景を鑑賞して視察会を終えた。
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深さ10mの深潜水訓練用水槽
巡視船「ぶこう」の前にて
マイカップヌードル製作を体験
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