3月9日(木)当所にて3月定例会を開催した。今回は「2022年度小林ゼミ、産学連携活動の実践報告〜小学生の稲作づくり支援を始めとするグリーンツーリズム等の実践報告」と題して、和光大学の小林猛久教授(当会副会長)が指導されているゼミナール学生方による発表が行われた。
当日はゼミ生22名が参加し、SDGS及びグリーンツーリズムによる地域活性化をテーマに、NPO法人岡上アグリリゾートとの連携による産学連携活動の取り組みについて、2年生6名が分担して発表した。
和光大学地元の岡上小学校の生徒・家族を対象とした稲作やサツマイモ等の収穫体験イベントでは、生産者には参加費収入と収穫作業の省力化、参加者には収穫体験と地元農作物が得られるなど、双方にメリットをもたらす都市型農業について成果を上げられた。
収穫した苺・柿を材料にドライフルーツ・ジャムを市内企業と連携して生産し、学内や市内イベント等で販売するなど、アグリビジネスの取り組みについても報告がなされた。
小林副会長による講評後、参加者からはゼミ生に対し、将来社会人となる上での貴重な経験に対する高評価と強い関心が寄せられ、数年振りに会員と学生の対面による活発な交流を行うことができた。
定例会終了後は、懇親会を行い、来年度事業など自由闊達な意見交換を行いながら会員同士交流を深めた
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和光大学小林ゼミ生による発表
参加者と学生との活発な意見交換
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